ぼたん‐ゆき【×牡丹雪】
雪の結晶が多数付着し合い、大きな雪片となって降る雪。ボタンの花びらのように降るからとも、ぼたぼたした雪の意からともいう。綿雪。ぼた雪。《季 春》「過ぎゆきし指や瞼(まぶた)や―/楸邨」
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ぼたんゆき【牡丹雪】
ボタンの花びらのように大きな雪片となって降る雪。多数の雪の結晶が付着しあったもの。ぼたゆき。 [季] 冬。
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牡丹雪
ぼたんゆき
牡丹の花びらのように大きな雪片(せっぺん)として降る雪。冬の始まりや終わり、あるいは暖地で降る雪は、雪結晶が数個から数百個からみ合って雪片をなして降ることが多い。このなかでもとくに大きな団子状の雪片を牡丹雪という。大きさは数センチメートルであるが、ときには直径10センチメートルになることもある。[前野紀一]
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