出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
群馬県北部、吾妻(あがつま)郡中之条町(なかのじょうまち)にある温泉。吾妻川の支流四万(しま)川の渓流に沿う長さ約2キロメートルの温泉集落で、下流から山口、新湯(あらゆ)、日向見(ひなたみ)の3群からなる。泉質は塩化物泉。玢岩(ひんがん)の裂け目から湧出(ゆうしゅつ)し、伊香保(いかほ)、草津(くさつ)とともに上毛の三名湯(じょうもうのさんめいとう)といわれる。療養向きで、胃腸病や神経痛に効く。1954年(昭和29)旧厚生省から日本最初の国民保養温泉地に、酸ヶ湯(すかゆ)(青森県)、日光湯元(栃木県)とともに指定された(1972年以降は環境庁、2001年以降は環境省が指定)。また、上信越高原国立公園に含まれる。日向見には国指定重要文化財の薬師堂があり、1537年(天文6)の建立で室町末期の特徴を表し、1967年(昭和42)復原修理が完成した。最奥に四万川ダムによってできた奥四万湖があり、紅葉の名所となっている。国道353号が通じ、JR吾妻線中之条駅からバス40分。
[村木定雄]
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出典 日外アソシエーツ「事典・日本の観光資源」事典・日本の観光資源について 情報
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