色気違い(読み)イロキチガイ

デジタル大辞泉 「色気違い」の意味・読み・例文・類語

いろ‐きちがい〔‐キちがひ〕【色気違い】

色情狂しきじょうきょう
ひどく好色なこと。また、その人。好色家
[類語]惚れっぽい惚れる愛する恋する好くめる焦がれる思う慕う愛慕思慕恋慕惚れ込む見とれる見惚れる惚れ惚れ一目惚れ懸想けそう目尻を下げる思いを掛ける気がある多情浮気移り気気が多い熱し易く冷め易い気移り心移りマダムキラーレディーキラー好き者助平すけべい漁色女好き男好きプレーボーイ女たらし女殺し好色好色家色好み鼻下長びかちょう手が早いちゃら浮気者艶福艶福家放蕩ほうとう蕩児とうじ遊蕩ゆうとう色魔女狂い男狂い淫らみだりがわしい卑猥ひわい淫猥いんわい猥褻わいせついやらしい淫靡いんび淫乱いかがわしいエロチックエッチ官能的肉感的扇情的性的あだっぽい色気なまめかしい色っぽいあだ色香つやっぽいあでやか濃艶妖艶あで姿セクシーチャーミングコケットリーコケティッシュエロセクシュアル不身持ち不品行ふしだら不行状不行跡淫蕩色情狂自堕落エロい多淫邪淫荒淫姦淫かんいん淫奔いんぽん酒色すけこましジゴロ尻軽きわどい淫婦

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「色気違い」の意味・読み・例文・類語

いろ‐きちがい‥キちがひ【色気違】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 色情のために常軌を逸した挙動をすること。また、その人。色情狂。
    1. [初出の実例]「恋煩ひをする男だの色狂気(イロキチガヒ)になる男だの」(出典人情本・梅之春(1838‐39)三)
  3. 人なみ以上に好色であること。やたらに、好色らしい態度や身なりなどをすること。また、その人。
    1. [初出の実例]「其くせあのつらで色気違(イロキチゲヘ)さ」(出典:滑稽本東海道中膝栗毛(1802‐09)四)

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