淫奔(読み)インポン

デジタル大辞泉 「淫奔」の意味・読み・例文・類語

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精選版 日本国語大辞典 「淫奔」の意味・読み・例文・類語

いん‐ぽん【淫奔・婬奔】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 )
  2. 男女がひそかに通じること。道にはずれた男女関係。また、そのさま。
    1. [初出の実例]「或貪艷色而姧婢、或挟淫奔而通奴」(出典続日本紀‐延暦八年(789)五月己未)
    2. 「民も中たてもなく又六礼をもせいで私にころびやうを婬奔と云ぞ」(出典:古活字本毛詩抄(17C前)三)
    3. [その他の文献]〔詩経‐王風・大車序〕
  3. 性関係のだらしないこと。みだらなさま。淫乱。女性についていうことが多い。
    1. [初出の実例]「其妻淫奔入京、良藤居於一室」(出典:扶桑略記(12C初)寛平八年九月二二日)
    2. 「天性淫奔にして心色めかし」(出典:今昔物語集(1120頃か)一六)

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