デジタル大辞泉
「濫りがわしい」の意味・読み・例文・類語
みだり‐がわし・い〔‐がはしい〕【▽濫りがわしい/×猥りがわしい】
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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みだり‐がわし・い‥がはしい【濫がわしい・猥がわしい】
- 〘 形容詞口語形活用 〙
[ 文語形 ]みだりがは
し 〘 形容詞シク活用 〙 ( 「がわしい」は接尾語 ) - ① 秩序や規律、作法に反するさま。みだれがまし。みだれがわし。
- [初出の実例]「洗浴せむ時には
(ミタリガハシク)談話すること勿れ」(出典:蘇悉地羯羅経延喜九年点(909))
- ② 整然としていないさま。乱雑であるさま。
- [初出の実例]「臭き物どものならびゐたる、いみじうみだりがはしうてなん」(出典:落窪物語(10C後)一)
- ③ 思慮、分別がないさま。
- [初出の実例]「審に思はずして、妄(ミダリガハシク)仏を咎めたり」(出典:法華義疏長保四年点(1002)五)
- ④ 心の平静を失っているさま。とり乱しているさま。
- [初出の実例]「何事も、心やすきほどの人こそ、みだりがはしうともかくもはべべかめれ」(出典:源氏物語(1001‐14頃)行幸)
- ⑤ 男女関係が乱れているさま。みだらなさま。みだりがましい。
- [初出の実例]「世の中の御物語などまめやかなるもまたれいのみだりがはしき事をもきこえいでつつ」(出典:源氏物語(1001‐14頃)葵)
濫りがわしいの派生語
みだりがわし‐げ- 〘 形容動詞ナリ活用 〙
濫りがわしいの派生語
みだりがわし‐さ- 〘 名詞 〙
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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