デジタル大辞泉 「濫りがわしい」の意味・読み・例文・類語
みだり‐がわし・い〔‐がはしい〕【▽濫りがわしい/×猥りがわしい】
1 みだらである。好色でいやらしい。「―・い言葉」
2 規律・礼儀・風紀などが乱れている。
「いと、―・しき御有様どもかな」〈源・横笛〉
3 整理されていなくて乱雑である。
「臭き物どものならびゐたる、いみじう―・しうてなむ」〈落窪・一〉
4 思慮・分別がなく乱暴である。
「日頃は山門の大衆こそ―・しき訴へ
[派生]みだりがわしさ[名]
[類語]みだら・
 し 〘 形容詞シク活用 〙 ( 「がわしい」は接尾語 )
し 〘 形容詞シク活用 〙 ( 「がわしい」は接尾語 ) (ミタリガハシク)談話すること勿れ」(出典:蘇悉地羯羅経延喜九年点(909))
(ミタリガハシク)談話すること勿れ」(出典:蘇悉地羯羅経延喜九年点(909))[名](スル)二つ以上のものが並び立つこと。「立候補者が―する」「―政権」[類語]両立・併存・同居・共存・並立・鼎立ていりつ...