デジタル大辞泉 「婀娜」の意味・読み・例文・類語
あ‐だ【×婀×娜】
[形動][文][ナリ]1 女性の色っぽくなまめかしいさま。「
2 美しくたおやかなさま。
「花の色を―なる物といふべかりけり」〈古今・物名〉
[ト・タル][文][形動タリ]
2に同じ。「―たるその姿態は
[類語]官能的・肉感的・扇情的・性的・
[形動][文][ナリ]
[ト・タル][文][形動タリ]
2に同じ。( 1 )「婀娜」は、「曹植‐洛神賦」(文選)に見えるように、漢語起源の語であり、原義は、たおやかで美しいさまを表わした。日本の文献では中古以降用例が見られ、中世まではほとんど漢語本来の意味を保って用いられていた。
( 2 )近世後期になると、特に女性の色っぽくつやめかしいさまを表わすようになった。為永春水などの手になる人情本は、婀娜の世界を基調とする戯作と言われ、二〇歳代半ばも過ぎ、苦労人としての人情の機微を十分に弁え、垢抜けした色っぽさを湛えた「年増女」がその典型であった。
( 3 )「婀娜」と「いき」は意味的に重なっているが、「いき」を特に視覚面からとらえた美意識が「婀娜」である。近代に入ると、「美しいといふよりは仇っぽくて、男殺しといふのは斯ういふ人を謂ふのかと思はれた」〔二葉亭四迷「平凡‐五九」〕のように、性的な魅力の面が強調されるようになる。
( 4 )なお、本来アタと発音されていた「仇」が、近世中期以降濁音化してアダとなったので、「婀娜」の意味に「仇」の字が用いられることが少なくない。
〘 名詞 〙 春の季節がもうすぐそこまで来ていること。《 季語・冬 》 〔俳諧・俳諧四季部類(1780)〕[初出の実例]「盆栽の橙黄なり春隣〈守水老〉」(出典:春夏秋冬‐冬(1903)〈河東碧梧桐・高...
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