出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
青森県北東部、下北郡、下北半島北端(本州最北端)にある町。1942年(昭和17)大奥村が町制施行して成立。国道279号、338号が通じ、函館(はこだて)港へフェリーが就航している。藩政時代には藩の大間牧、奥戸牧(おこっぺまき)が置かれた。コンブ根付け漁業や、イカ、マグロの沖合漁業を行う。大間崎一帯は下北半島国定公園に含まれる。奥戸川上流はニホンザルの生息北限地。面積52.10平方キロメートル、人口4718(2020)。
[横山 弘]
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