( 1 )九世紀に、③④について「オオバ」が見られるが、それが「オバ」を経て「ウバ」になったとみられる。「乳母」の意に用いることが多くなったのは一三世紀以降、特に一七世紀末である。以後、次第に「ウバ」は「乳母」の意に偏り、「祖母」「老婆」の意味を排除するようになったものと考えられる。なお、上代に乳母を意味する語は「チオモ」である。
( 2 )近世では、乳母を意味する主要な語としては、「ウバ」のほかに「オチ(ノヒト)」がある。
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
…ほかに阿形では天神,黒髭(くろひげ),顰(しかみ),獅子口など,吽形では熊坂(くまさか)がある。能面の鬼類では女性に属する蛇や般若,橋姫,山姥(やまんば)などのあることが特筆される。(3)は年齢や霊的な表現の濃淡で区別される。…
…また乳親と子どもとの間に一生特別の親しい交際がつづく場合もしばしばあった。 ところでウバにはもう一つ,姥とか嫗の字をあてて老女をさすとするものがある。能の前ジテの尉(じよう)とともにあらわれる姥は典型的な姿であるが,このほかにも日本各地に姥と称される女性にまつわる伝説は多い。…
※「姥」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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