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嬉野[町] うれしの

百科事典マイペディアの解説

嬉野[町]【うれしの】

三重県中部,一志(いちし)郡の旧町。北東部は伊勢平野で一志米,大豆,野菜,シイタケなどを産する。肉牛は松阪肉として出荷。木材も産する。名松線が通じ,近鉄大阪線,名古屋線,山田線の接続点。

嬉野[町]【うれしの】

佐賀県南部,藤津郡の旧町。塩田川上流低地にある中心市街は長崎路(現,国道34号線)の旧宿駅で,嬉野茶の産地,嬉野温泉(重ソウ泉,92℃)所在地としても古くから知られ,旅館,保養所が多い。

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世界大百科事典 第2版の解説

うれしの【嬉野[町]】

三重県中央部,一志郡の町。人口1万7903(1995)。北東部は伊勢平野に属する沖積低地で,南西部は高見山地の北東端に当たる山地である。集落は北東の平野部と町の中央を流れる雲出川の支流中村川沿いに形成されている。町名は倭姫命(やまとひめのみこと)が阿坂山の悪神を平定したという伝説に由来。古代の一志郡の中心地で,町域に古墳時代前期の古墳や7世紀の廃寺跡が多く,一志は豪族壱志氏の発祥の地といわれ,同氏一族の墳墓と思われる向山古墳(史),筒野古墳がある。

うれしの【嬉野[町]】

佐賀県南部,藤津郡にある町。1955年吉田村と合体。人口2万0504(1995)。有明海に注ぐ塩田川上流の盆地に,嬉野温泉(重曹泉,92℃)の温泉街が発達する。温泉の歴史は古く,すでに8世紀の《肥前国風土記》に登場する。江戸時代に嬉野宿は,長崎街道で大村藩領から佐賀藩領に入る最初の宿場であったが,ここを通過したケンペルシーボルトも当地の温泉について記している。盆地周辺の丘陵斜面には茶園が広がるが,この嬉野茶の歴史も古い。

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