子島寺(読み)こじまでら

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典「子島寺」の解説

子島寺
こじまでら

奈良県高取町にある高野山真言宗の寺院本尊大日如来伝によれば,報恩によって天平宝字4 (760) 年に建立され,江戸時代には植村家の菩提寺として栄えた。紺綾地金銀泥絵『両界曼荼羅図』 (子島曼荼羅) は,空海で手に入れ,平城天皇に献上し,そののち一条天皇興福寺真興に下賜したといわれ,国宝に指定されている。

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精選版 日本国語大辞典「子島寺」の解説

こじま‐でら【子島寺】

奈良県高市郡高取町にある高野山真言宗の寺。山号は報恩山。天平宝字四年(七六〇玄昉(げんぼう)の弟子報恩の創建と伝えられる。長保年間(九九九‐一〇〇四)真興(しんごう)が来住し、一条天皇から「両界曼荼羅(まんだら)図」(国宝)を賜わった。南清水寺。千寿院観覚寺。

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