宇和島[市](読み)うわじま

百科事典マイペディアの解説

宇和島[市]【うわじま】

愛媛県南部,宇和海の宇和島湾に臨む市。1921年市制。予讃線,予土線の終点。市街は扇状地から元禄以後の埋立地にまたがり,天正年間以降戸田氏,藤堂氏,元和以降伊達氏の城下町として発達,南予地方の中心をなす。ミカン栽培や真珠,ハマチ養殖,かまぼこなどの水産加工が盛ん。和霊(われい)神社の夏祭には闘牛,牛鬼が催される。藤堂高虎修築の宇和島城(史跡)や滑床(なめとこ)渓谷がある。2005年8月北宇和郡三間町,吉田町,津島町を編入。468.16km2。8万4210人(2010)。→宇和島藩
→関連項目宇和海

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世界大百科事典 第2版の解説

うわじま【宇和島[市]】

愛媛県南西部,宇和海のリアス海岸湾頭にある市。1921年市制。人口6万5470(1995)。南予の政治・経済・文化の中心地であり,特に商業機能が卓越する。1615年(元和1)伊達秀宗が入封して以来,伊達氏10万石の城下町として栄えた。市街は分離丘陵に立地する宇和島城を中心に展開し,東・南方の旧市街は扇状地上に,北・西方の新市街は旧干拓地上に立地する。大正年間から第2次世界大戦前までは製糸工業が盛んであったが,現在は造船,木工,食品加工などが発達する。

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