日本大百科全書(ニッポニカ) 「安達(中国)」の意味・わかりやすい解説 安達(中国)あんだつ / アンター 中国、黒竜江(こくりゅうこう)省南西部の県級市。綏化(すいか)地級市に属する。常住人口47万2716(2010)。古くはトルポト旗で、1913年県となった。1984年市制施行。農業のほかにウシの放牧、牛乳加工が盛んである。市内を浜洲(ひんしゅう)線が通る。1960年ごろから付近の大慶(たいけい)油田の開発が進み、新しい石油産業基地として急速に発展した。1965年安達市(現、大慶市)から安達県(現、安達市)を分離した。安達市と大慶市は約30キロメートル離れている。[浅井辰郎・編集部 2017年7月19日][参照項目] | 綏化 | 大慶油田 | 浜洲線 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例