寄島[町](読み)よりしま

百科事典マイペディアの解説

寄島[町]【よりしま】

岡山県南西部,水島灘に臨む浅口郡の旧町。寄島港は鴨方(かもがた)藩の外港として栄えた。その東の安倉(あくら)は漁村バンコク帽の生産は全国一であったが衰微し,代わってポリプロピレン製すだれの生産が盛ん。木材コンビナートが完成,栽培漁業も行われる。2006年3月,浅口郡金光町,鴨方町と合併し市制浅口市となる。9.01km2。6722人(2003)。

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世界大百科事典 第2版の解説

よりしま【寄島[町]】

岡山県南西部,浅口郡の町。人口6940(1995)。水島灘に臨み,山地が海岸線に迫り低地に乏しい。寄島の地名は神功皇后の〈三韓征伐伝説〉に由来し,この時皇后が立ち寄ったという。江戸時代には鴨方藩の外港として発展したが,陸上交通の発達とともに港町としての機能は消失した。しかし漁業は現在も行われ,中心集落の早崎や東部の安倉(あくら)がその基地である。漁家の副業として発達した麦稈真田(ばつかんさなだ)によるバンコク帽や麦わらストローの生産は衰微したが,代わってポリプロピレン製すだれなどの生産は現在でも盛んである。

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