小木[町](読み)おぎ

百科事典マイペディアの解説

小木[町]【おぎ】

新潟県佐渡郡,佐渡島の南西端にある旧町。中心市街は近世には佐渡金山の積出港,西回り海運の要港として栄えた。明治以降両津港に繁栄を奪われて衰微。上越市直江津との間に航路が通じる。葉タバコ,カキ,野菜の栽培が盛ん。竹細工を特産。佐渡弥彦米山国定公園の一部。2004年3月両津市,佐渡郡相川町,佐和田町,金井町,新穂村,畑野町,真野町,羽茂町,赤泊村と合併し,佐渡市となる。25.96km2。3850人(2003)。

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世界大百科事典 第2版の解説

おぎ【小木[町]】

新潟県佐渡島小佐渡南西端の半島部にある佐渡郡の町。人口4062(1995)。半島の最高点193m。海岸段丘が発達して,溺れ谷海食崖が美しい海岸線を形成する。その南岸は1934年佐渡小木海岸として名勝・天然記念物に指定され,沢崎付近には枕状溶岩が分布する。また宿根木(しゆくねぎ)海岸は小木海中公園に指定されている。おもな産業はワカメ,ノリ,イカなどの沿岸漁業,米,タバコの農業,特産に竹細工がある。小木港は天然の良港で明治の初めまでは佐渡の表玄関として栄えたが,現在は新潟,直江津との定期航路が開け,重要港湾に指定され佐渡の裏玄関として南佐渡観光の中心をなす。

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