岩井半四郎(4世)(読み)いわいはんしろう[よんせい]

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

岩井半四郎(4世)
いわいはんしろう[よんせい]

[生]延享4(1747)
[没]寛政12(1800)
歌舞伎俳優。屋号大和屋。人形遣い辰松重三郎の子。4世市川団十郎の門弟。3世瀬川菊之丞とともに寛政期の江戸劇壇を代表する女方。丸顔で愛嬌があり,舞台ははなやかでお多福半四郎と呼ばれた。4世松本幸四郎と提携して写実的演技の生世話物新生面を開いた。なお,1世から3世までは大坂岩井座の座本を兼ねた立役

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世界大百科事典内の岩井半四郎(4世)の言及

【スケ】より

…役者の場合,年間契約で他座に属しているスター役者が何らかの事情でその興行だけ一座に特別加入するとき,やはり〈スケ〉と肩書して特別扱いをする。例えば,1783年(天明3)森田座の顔見世興行の座組に,4世岩井半四郎がスケとして出勤した。この年度の半四郎は中村座と契約していたが,たまたま火災のため中村座が興行できなかったため,当興行だけ乞われて,女方が弱体だった森田座に加入出演したのである。…

【春駒】より

…民俗芸能の春駒をとり入れたもので正月の曾我狂言の中で演じられた。古くは1758年(宝暦8)3月江戸市村座の七変化(しちへんげ)《雛祭神路桃(ひなまつりかみじのもも)》で初世中村富十郎が,87年(天明7)3月桐座の《門出新春駒(かどいでしんはるこま)》で4世岩井半四郎が演じた。元禄年間(1688‐1704)には《参会名護屋(さんかいなごや)》でも踊られた。…

※「岩井半四郎(4世)」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について | 情報

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