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引接寺 いんじょうじ

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

引接寺
いんじょうじ

京都市上京(かみぎょう)区閻魔前(えんままえ)町にあり、高野山(こうやさん)真言宗に属する寺。光明山(こうみょうさん)と号し、俗に千本閻魔堂といわれる。定覚(じょうかく)律師が寛仁(かんにん)年間(1017~21)の初めに大念仏踊(だいねんぶつおどり)を始めたのが起源と伝えられる。本堂には閻魔像(室町時代作)が祀(まつ)られ、壁面には狩野光信(かのうみつのぶ)筆の「冥府(めいふ)の図」が描かれている。また小野篁(おののたかむら)立像も安置される。旧盆(8月8~16日)の精霊(しょうりょう)迎えの六斎(ろくさい)念仏踊は、郷土色豊かな年中行事として人々に親しまれている。また寺内の普賢像(ふげんぞう)の桜(千本桜ともいう)が盛りの4月下旬には、念仏狂言(壬生(みぶ)狂言に対し閻魔堂狂言といわれる)が催される。紫式部(むらさきしきぶ)供養塔と称される十重石塔婆(じゅうじゅういしとうば)(円阿作)は国の重要文化財。[森 章司]

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世界大百科事典内の引接寺の言及

【千本閻魔堂】より

…京都市上京区にある真言宗の寺。正しくは光明山引接(いんじよう)寺。寺伝では寛仁年中(1017‐21)定覚上人の開創。…

※「引接寺」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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