デジタル大辞泉
「御天気」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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お‐てんき【御天気】
- 〘 名詞 〙 ( 「お」は接頭語 )
- ① 空模様、晴天の意を丁寧にいう語。
- [初出の実例]「このお天気(テンキ)で、星合寺が賑やかな事ぢゃわい」(出典:歌舞伎・三浦大助紅梅靮(石切梶原)(1730)大詰)
- ② 人のきげん。きげんのよしあし。また、その時々で気が変わることや、その人。気まぐれ。
- [初出の実例]「役者なんてものは、お天気のはうがいいんだ」(出典:春泥(1928)〈久保田万太郎〉みぞれ)
- ③ のんきで、気楽なこと。おめでたいこと。
- [初出の実例]「働き手で意気地の無いお天気極まる男と、買ひ食ひと金棒曳きが日課の太平楽な女が」(出典:あの道この道(1928)〈十一谷義三郎〉一)
- ④ ( 晴天のためにからからになる意から ) 金銭をもっていないこと。無一文。
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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