勝手次第(読み)カッテシダイ

デジタル大辞泉 「勝手次第」の意味・読み・例文・類語

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精選版 日本国語大辞典 「勝手次第」の意味・読み・例文・類語

かって‐しだい【勝手次第】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) 自分の思い通りにふるまってよいこと。気ままな言動をするさま。
    1. [初出の実例]「『吟じて見ませう』『勝手次第』」(出典:虎寛本狂言・萩大名(室町末‐近世初))
    2. 「各勝手次第な姿勢で、勝手次第な所を洗って居る」(出典:吾輩は猫である(1905‐06)〈夏目漱石〉七)

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