勝手次第(読み)カッテシダイ

デジタル大辞泉 「勝手次第」の意味・読み・例文・類語

かって‐しだい【勝手次第】

[名・形動]自分の思いどおりにすること。勝手きままに振る舞ってよいこと。また、そのさま。「勝手次第なことをする」「どうしようと君の勝手次第だ」
[類語]放埒ほうらつ放縦放恣放逸奔放野放図無軌道好き勝手ほしいままファディッシュファディズム気まぐれ気儘きまま浮気移り気むら気むら飽き性気移りお天気お天気屋飽きっぽい三日坊主気が多い熱し易く冷め易い物好き酔狂無謀無鉄砲めくら滅法闇雲盲目的後先見ず向こう見ず命知らず無闇やたらみだり無性にむやみやたらめったやたらめった無下に後先なし破れかぶれやけ自暴自棄ふてくされるやけくそやけっぱち自棄捨て鉢八方破れ切実切切痛切つくづくつらつらひしひししみじみこころからしんから心が動くこよなくぞっこんじいん度外れめっぽう途方もない途轍とてつもない桁違い過度すごくひどいはなはだこの上ないとても特別ことさらひたすら

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精選版 日本国語大辞典 「勝手次第」の意味・読み・例文・類語

かって‐しだい【勝手次第】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) 自分の思い通りにふるまってよいこと。気ままな言動をするさま。
    1. [初出の実例]「『吟じて見ませう』『勝手次第』」(出典:虎寛本狂言・萩大名(室町末‐近世初))
    2. 「各勝手次第な姿勢で、勝手次第な所を洗って居る」(出典:吾輩は猫である(1905‐06)〈夏目漱石〉七)

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