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恵庭岳 えにわだけ

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

恵庭岳
えにわだけ

北海道南西部,支笏 (しこつ) 湖の北西岸にある火山。千歳市に属する。標高 1320m。那須火山帯に属する比較的急傾斜円錐 (コニーデ) 形の活火山で,輝石安山岩から成る。頂上にある東向き火口から東方へ続く割れ目の中に数ヵ所の硫気孔があり,いまなお噴煙を上げている。 1972年に開催された札幌冬季オリンピック大会の際,スキー滑降コースが設けられた。山麓の湖岸オコタンペ湖畔に丸駒,オコタンなどの温泉が湧く。 1949年支笏洞爺国立公園に指定。

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デジタル大辞泉の解説

えにわ‐だけ〔ゑには‐〕【恵庭岳】

北海道西部、支笏(しこつ)湖の北西岸にある活火山。標高1320メートル。

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百科事典マイペディアの解説

恵庭岳【えにわだけ】

北海道千歳市,支笏湖の北西にある円錐形の活火山。標高は1320mで,樽前山風不死岳などと支笏カルデラの外輪山をなす。登山道に沿った谷筋には,今も噴気を上げる火口が点在している。

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世界大百科事典 第2版の解説

えにわだけ【恵庭岳】

北海道南西部,支笏(しこつ)湖の北西岸にある火山。標高1320m。支笏湖をはさんで南東岸の風不死(ふつぷし)岳(1103m)と相対しており,西麓にはオコタンペ川をせき止めてできたオコタンペ湖がある。支笏カルデラの外輪山上に噴出した成層火山であるが,溶岩流が多く火山砕屑物(さいせつぶつ)が少ないため山体は急峻で,頂上の北東側に噴気をあげる爆裂火口がある。支笏洞爺国立公園に含まれ,南麓に丸駒,伊藤などの温泉があり,湖岸沿いに約3km先の幌美内からの登山路がある。

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日本の地名がわかる事典の解説

〔北海道〕恵庭岳(えにわだけ)


北海道南西部、支笏(しこつ)湖北西岸にある火山。標高1320m。成層火山の頂上に溶岩円頂丘があり、その東側の裂け目から現在も噴気孔がみられる。南東麓(なんとうろく)の湖岸に伊藤(いとう)・丸駒(まるこま)の両温泉、南麓にオコタン温泉がわく。支笏洞爺(しこつとうや)国立公園に属する。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

恵庭岳
えにわだけ

北海道南西部、支笏(しこつ)湖の北岸に噴出したトロイデ型の火山。標高1320メートル。支笏カルデラ形成後、完新世(沖積世)初期にカルデラ壁に噴出し、円形の湖岸線を繭型に変えた。漁(いざり)岳、恵庭岳、風不死(ふっぷし)岳、樽前(たるまえ)山が一直線上に並び、地殻の弱線を予想させる。頂上火口から湖上まで裂け目が走り、噴煙が立ち上っている。全山森林に覆われ美しい緑が保持されているが、1972年(昭和47)札幌オリンピックで、滑降コースの主会場になり、森林の一部が伐採された。北西麓(ろく)に堰止湖(せきとめこ)のオコタンペ湖があり、湖岸にオコタン温泉、丸駒(まるこま)温泉がある。札幌―支笏湖間にあるポロビナイから往復5時間の登山道がある。[奈良部理]

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