哀憐(読み)アイレン

デジタル大辞泉 「哀憐」の意味・読み・例文・類語

あい‐れん【哀×憐】

[名](スル)悲しみ哀れむこと。ふびんに思うこと。哀憫あいびん
[類語]憐憫愛憐哀れ愛情愛着情けじょう情合い情愛情味人情人情味温情恩情厚情思いやりいつくしみ慈愛仁愛仁恵仁慈仁心じん慈悲あわれみ同情

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精選版 日本国語大辞典 「哀憐」の意味・読み・例文・類語

あい‐れん【哀憐】

  1. 〘 名詞 〙 かなしみ、あわれむこと。神仏衆生に対する、君主人民に対する、または人間の他の動物に対するあわれみの気持ちをいう場合が多いが、「愛憐」とほぼ同義にも用いられる。
    1. [初出の実例]「堺外の士女は声を挙げて哀憐す」(出典:将門記(940頃か))
    2. 「Airenuo(アイレンヲ) タルル」(出典日葡辞書(1603‐04))
    3. [その他の文献]〔史記‐刺客伝〕

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