情勢(読み)ジョウセイ

デジタル大辞泉 「情勢」の意味・読み・例文・類語

じょう‐せい〔ジヤウ‐〕【情勢/状勢】

変化していく物事の、その時々のようす。今、物事がどのように動いていて、今後どうなっていきそうかという、状況の流れや方向。「緊迫した―にある」「国際―」「―判断」
[類語]様子状態状況形勢動静動向様相気配模様様態態様具合ぐあい概況容体調子有りさま有りよう性状事態雲行き風向きシチュエーション傾向傾き気味性向趨勢すうせい趨向すうこう流れ大勢たいせい動き大局成り行き旗色トレンド

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「情勢」の意味・読み・例文・類語

じょう‐せいジャウ‥【情勢・状勢】

  1. 〘 名詞 〙 変化する物事の、その時その時の状態や、近い将来に予想されるなりゆき。
    1. [初出の実例]「凶年は万民の憂にて官人の楽なり。情勢(ジャウセイ)相反すること此の如し」(出典:新聞雑誌‐六号・明治四年(1871)七月)
    2. [その他の文献]〔蜀志注‐譙周伝〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「情勢」の読み・字形・画数・意味

【情勢】じようせい

情況

字通「情」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android