日本歴史地名大系 「新長谷寺」の解説
新長谷寺
しんはせでら
新長谷寺
しんちようこくじ
新長谷寺
しんちようこくじ
「西条誌」には「新長谷寺豊岡山普門院古義真言宗 高野山金剛峯寺末 本尊 観世音 本堂
沿革については、大和国の
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
「西条誌」には「新長谷寺豊岡山普門院古義真言宗 高野山金剛峯寺末 本尊 観世音 本堂
沿革については、大和国の
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岐阜県関市長谷寺(はせでら)町にある真言(しんごん)宗智山(ちさん)派の寺。吉田山(きったさん)と号する。本尊は十一面観世音菩薩(かんぜおんぼさつ)。通称吉田観音(かんのん)。1222年(貞応1)空海第4世法孫の護忍(ごにん)が後堀河(ごほりかわ)天皇の勅願を受けて開創。縁起によると、観音像は大和(やまと)(奈良県)長谷(はせ)寺で修行していた護忍が夢のお告げにより帰庵(きあん)し、端麗な尊像を得たもので、のち新長谷寺の寺号を賜ったと伝える。国家鎮護の道場として栄えたが、1300年(正安2)焼失して再建、その後室町中期にも火災にあったが補修されて諸堂完備した。本堂、三重塔(国重要文化財)などは美濃(みの)の法隆寺ともたたえられている。寺宝の木造十一面観音像、厨子(ずし)入阿弥陀如来(あみだにょらい)像(鎌倉時代。厨子扉の裏には一面に仏画を研出蒔絵(とぎだしまきえ)で表す)は国重要文化財。
[祖父江章子]
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出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
…近年,自動車部品製造工場も進出している。新長谷寺(しんちようこくじ)(吉田(きつた)観音)には重要文化財の堂宇や仏像があり,古代に当地を支配した身毛君一族の氏寺といわれる弥勒寺跡(史),刀工が崇敬した春日神社もある。春日神社所蔵の能装束類は重要文化財。…
※「新長谷寺」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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