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木契 もっけい

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

木契
もっけい

木製の割符 (わりふ) 。令制で兵士を徴発する際,その真偽を判断するため,木札を2分し,1片は内裏,1片は3関国 (→三関 ) に置いて符合した。本来は軍事上の不慮にそなえるものであったが,のちには形式化し,崩御,譲位などの固関 (こげん) の儀に用いられた。

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デジタル大辞泉の解説

もく‐けい【木契】

もっけい(木契)

もっ‐けい〔モク‐〕【木契】

木で作った割り符。律令制で、三関の開閉のための命令の勘合に使われたもの。

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世界大百科事典 第2版の解説

もっけい【木契】

日本古代の律令制下で三関の開閉の際に用いられた木製の割符。関契ともいう。左右に分割され,左符は後宮の蔵司に保管され,右符は鈴鹿・不破・愛発(あらち)(のち逢坂)の3関のあった伊勢・美濃・越前(近江)にそれぞれ2枚ずつ支給され,国司が保管した。固関(こげん)のときは固関使が蔵司保管の左符をもって関国に赴き,右符と照合したうえで関を閉じた。また開関の際は開関使がやはり木契をもって派遣された。その形状については,この制度が施行されていた当時の法律家も知るところでなく不明であるが,それは左符が後宮の蔵司に保管されたことにもうかがえるように,木契が天皇権力と密接な関係にあるからである。

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