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本坂峠 ほんざかとうげ

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日本の地名がわかる事典の解説

〔静岡県〕本坂峠(ほんざかとうげ)


静岡県浜松(はままつ)市北区と愛知県豊橋(とよはし)市の境をなす峠。標高約340m。峠を越える本坂街道(姫(ひめ)街道)は近世、浜名(はまな)湖北岸を通る東海道の脇往還(わきおうかん)で、沿道に古社寺・庭園が多い。現在、直下を国道362号、南約200mを同バイパスそれぞれトンネルで抜ける。

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世界大百科事典 第2版の解説

ほんざかとうげ【本坂峠】

愛知・静岡両県の境をなす弓張山脈を越え,豊橋市と三ヶ日町を結ぶ標高380mの峠。近世には東海道の脇往還の姫街道(本坂通り,本坂道)が通っていた。現在は,峠下の本坂トンネルを国道362号線が走り,尾根続きの南方には多米(ため)峠自動車道が通じる。本坂峠付近は石巻山多米県立自然公園に属し,豊橋市の嵩山蛇穴(すせじやあな)(史)と呼ばれる鍾乳洞からは縄文時代の土器や石鏃などが出土している。【溝口 常俊】

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

本坂峠
ほんざかとうげ

静岡県北西部、浜松市北区三ヶ日(みっかび)町地区と愛知県豊橋(とよはし)市との間にある峠。標高380メートル。湖西連峰を越える峠の一つで、古くから利用されたが、近世東海道の脇(わき)往還としての本坂通(姫街道)が本坂峠を通り、浜名湖北岸を経由していた。峠の茶屋跡や石畳が残る。国道362号が通じ、本坂トンネルは1978年(昭和53)に完成した。[北川光雄]

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