気を回す(読み)キヲマワス

デジタル大辞泉 「気を回す」の意味・読み・例文・類語

まわ・す

必要以上にあれこれ考える。よけいな憶測邪推をする。「変に―・しすぎる」
[類語]忖度推察拝察高察賢察明察憫察びんさつ推測推量推考端倪たんげい邪推類推酌量了察推認推断推定斟酌しんしゃく憶測配慮揣摩しま揣摩憶測しまおくそく察し心配り気配り心遣い気遣い推し量る酌む酌み取る思い思い勘繰る思いやるおもんぱかる推し当てる心当て見越す察する感じ取る

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精選版 日本国語大辞典 「気を回す」の意味・読み・例文・類語

き【気】 を 回(まわ)

  1. いろいろとよけいなところまで、心をはたらかせる。邪推や、あて推量をする。
    1. [初出の実例]「男によりて、きをまはす事あるによりて、やりて、かぶろをせんと用るなり」(出典:評判記・秘伝書(1655頃)かぶろひてんの事)

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