憫察(読み)ビンサツ

デジタル大辞泉 「憫察」の意味・読み・例文・類語

びん‐さつ【×憫察】

[名](スル)あわれんで思いやること。また、他人自分にかけてくれる思いやりをいう語。「よろしく憫察せられんことを願い上げます」
[類語]忖度推察拝察高察賢察明察推測推量推考端倪たんげい邪推類推酌量了察推認推断推定斟酌しんしゃく憶測配慮揣摩しま揣摩憶測しまおくそく察し心配り気配り心遣い気遣い推し量る酌む酌み取る思い思い勘繰る思いやるおもんぱかる推し当てる心当て気を回す見越す察する感じ取る

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精選版 日本国語大辞典 「憫察」の意味・読み・例文・類語

びん‐さつ【憫察】

  1. 〘 名詞 〙 あわれんで思いやること。また、他人が自分にかけてくれる思いやりをいう語。
    1. [初出の実例]「宜く憫察(ビンサツ)したまへかしと云へば」(出典:狐の裁判(1884)〈井上勤訳〉五)

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