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海山(かいざん) かいざんseamount

翻訳|seamount

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知恵蔵の解説

海山(かいざん)

海底から突出した円錐形の孤立した高まりで、比高(裾から山頂までの高さ)が1000m以上のもの。これより小さい高まりは海丘という。ほとんどが海底火山起源。太平洋には少なくとも2万個が知られており、特に西太平洋中部に密集している。噴出直後は山頂が海面上に出ていて山頂が平らになっている海山も多く、ギヨー(平頂海山)と呼ばれる。山頂付近に古いサンゴ礁に由来する石灰岩が見いだされることが多い。サンゴの成育には温かい海水と太陽光が必要なので、その存在は沈降量と生成海域、生成時期の指標となる。現在北緯40度以北にある襟裳海山(白亜紀)や推古海山(年齢約6000万年)などの山頂にサンゴ礁起源の石灰岩が認められ、太平洋の海底に載って北に運ばれたものであることが分かる。

(小林和男 東京大学名誉教授 / 2007年)

出典|(株)朝日新聞出版発行「知恵蔵」
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