日本歴史地名大系 「湯原温泉」の解説
湯原温泉
ゆばらおんせん
湯原湖の南にある。古くから開けた温泉で、美作三湯の一つにあげられる。東に
開発起源は明らかでないが、一条天皇の頃播磨国書写山の性空がこの里に来て病に冒され、天童の告げで温泉を得たが、至徳年中(一三八四―八七)矢疵を負った大蛇が入湯、これをおそれて久しく荒廃していたという(作州湯原温泉記)。
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
湯原湖の南にある。古くから開けた温泉で、美作三湯の一つにあげられる。東に
開発起源は明らかでないが、一条天皇の頃播磨国書写山の性空がこの里に来て病に冒され、天童の告げで温泉を得たが、至徳年中(一三八四―八七)矢疵を負った大蛇が入湯、これをおそれて久しく荒廃していたという(作州湯原温泉記)。
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