無駄骨折り(読み)ムダボネオリ

デジタル大辞泉 「無駄骨折り」の意味・読み・例文・類語

むだ‐ぼねおり〔‐ぼねをり〕【無駄骨折り/徒骨折り】

苦労したことがなんの役にも立たないこと。徒労骨折り損。むだぼね。「長年辛苦も―だった」
[類語]無駄駄目台無しふいおじゃん空中分解挫折くたびれもうけおしまいわやパンクぼつ余計余分蛇足だそく不必要不要不用無用無益あだいたずら徒労不毛無駄足無駄骨骨折り損不経済二度手間無くもがなあらずもがな無にする無になる無に帰する水泡に帰する水の泡

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「無駄骨折り」の意味・読み・例文・類語

むだ‐ぼねおり‥ぼねをり【無駄骨折・徒骨折】

  1. 〘 名詞 〙 苦労したことがなんの役にも立たないこと。無益なほねおり。むだぼね。
    1. [初出の実例]「扨は、むだ骨折したり。着物抔は用事なし」(出典:葉隠(1716頃)一〇)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android