台無し(読み)ダイナシ

デジタル大辞泉 「台無し」の意味・読み・例文・類語

だい‐なし【台無し】

[名・形動]ひどく汚れたり傷んだりして、役に立たなくなること。物事がすっかりだめになること。また、そのさま。「雨で着物台無しだ」「計画台無しになる」「一生台無しにする」
[副]多く否定的な表現に用いて)全然。まるで。
「お客へ上げる茶が―水になりました」〈伎・名歌徳〉
[類語]駄目ふいおじゃん無駄空中分解挫折くたびれもうけおしまいわやパンクぼつ形無し骨抜き棒に振る元も子もない烏有うゆうに帰す余計余分蛇足だそく不必要不要不用無用無益あだいたずら徒労不毛無駄足無駄骨無駄骨折り骨折り損不経済二度手間無くもがなあらずもがな無にする無になる無に帰する水泡に帰する水の泡

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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