不用(読み)フヨウ

デジタル大辞泉の解説

ふ‐よう【不用】

[名・形動]
使わないこと。必要がないこと。また、そのさま。不要。「不用な(の)衣類を処分する」「入場券は不用です」
役に立たないこと。また、そのさま。無用。「素人には不用な(の)道具」
怠惰であること。また、そのさま。
「心も―になり、学問をも怠りなんず」〈義経記・一〉
性質や行いが悪くて、世間で用いられないこと。また、そのさま。
「余りに―に候ひしかば、幼少より西国の方へ追ひ下して候ふが」〈古活字本保元・上〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

大辞林 第三版の解説

ふよう【不用】

( 名 ・形動 ) [文] ナリ 
必要がないこと。いらないこと。また、そのさま。不要。 「乳母車は-になった」
役に立たないこと。むだなこと。また、そのさま。 「 -の施設」
乱暴なこと。 「弓も普通に越えて余りに-に候ひしかば/保元 上・古活字本
病気であること。 「 -になりにければ…大願たて、よろづの神仏に祈りて/宇津保 あて宮
[句項目] 不用の用

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

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