無用(読み)ムヨウ

デジタル大辞泉の解説

[名・形動]
役に立たないこと。使い道のないこと。また、そのさま。無益。「無用な(の)臓器はない」⇔有用
いらないこと。また、そのさま。不要。「ここでは遠慮は無用です」「心配御無用」「問答無用
用事のないこと。「無用の者立ち入るべからず」
してはいけないということ。禁止。「立ち入り無用」「開放無用」「貼紙無用

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

大辞林 第三版の解説

名 ・形動 [文] ナリ 
役に立たないこと。 ⇔ 有用 -の物
用事のないこと。 -の者入るべからず
必要ないこと。いらないこと。また、そのさま。 心配- 問答- 他言は-に願います -な心配をかける
他の語に付いて、してはいけない意を表す。 天地- 落書き-

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

精選版 日本国語大辞典の解説

〘名〙 (形動)
① 役に立たないこと。取るに足りないこと。また、そのさま。無益。⇔有用
※霊異記(810‐824)中「無用の語を為す」
※太平記(14C後)九「無用の下部の首取て罪を作り給はんよりは」 〔荀子‐非十二子〕
② してはならないこと、必要でないことの意で、ある行為を禁止することを示す語。「問答無用」「天地無用」
※玉塵抄(1563)一三「あぶないことは御无用と云ていさめたぞ」
③ 用事がないこと。また、そのさま。「無用の者立ち入るべからず」
※第3ブラリひょうたん(1951)〈高田保〉海月「要塞地帯として無用な観光客などの立入ることを禁じられていた島々をめぐって歩いた」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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