二度手間(読み)ニドデマ

デジタル大辞泉 「二度手間」の意味・読み・例文・類語

にど‐でま【二度手間】

一度ですむところを、さらに手間をかけること。「連絡の行き違いで二度手間になる」
[類語]無駄駄目台無しふいおじゃん空中分解挫折くたびれもうけおしまいわやパンクぼつ余計余分蛇足だそく不必要不要不用無用無益あだいたずら徒労不毛無駄足無駄骨無駄骨折り骨折り損不経済無くもがなあらずもがな無にする無になる無に帰する水泡に帰する水の泡

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精選版 日本国語大辞典 「二度手間」の意味・読み・例文・類語

にど‐でま【二度手間】

  1. 〘 名詞 〙 手間のかかった上に、さらに手間のかかること。一度ですむべきところがうまくすまず、さらに手数をかけること。
    1. [初出の実例]「ハテ、二度手間(ニドデマ)をさせる程に」(出典:歌舞伎・心謎解色糸(1810)四幕)

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