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牛窓[町] うしまど

百科事典マイペディアの解説

牛窓[町]【うしまど】

岡山県南東部,邑久(おく)郡の旧町。主集落は牛窓瀬戸を隔てて前島に対するかつての西国航路の風待港,潮待港で,地元産の備前焼,塩などの積出し,木材集散で栄えた。県下有数の蔬菜産地で,畜産,オリーブの栽培も行う。

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世界大百科事典 第2版の解説

うしまど【牛窓[町]】

岡山県南東部,邑久(おく)郡の町。人口8180(1995)。瀬戸内海に面し,海上には牛窓瀬戸を挟んで前島,黄島など大小八つの島が横たわる。丘陵が海岸線に迫り,錦海湾の塩田跡を除いては低地に乏しい。中心集落の牛窓は古代からの港町で,内海航路の要衝として栄えたが,明治以降交通の幹線からはずれて衰退した。丘陵地帯での野菜栽培,カキ,ノリの養殖が行われ,鹿忍に県立水産試験場がある。早くから阪神の乳牛の預託育成が盛んで,1940年ころからオリーブの植樹が始まった。

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世界大百科事典内の牛窓[町]の言及

【備前国】より

… 忌部(いんべ)を中心とする備前焼はその堅牢さのゆえに,とくに甕,壺,擂鉢(すりばち)などの日用雑器として普及し,また長船(おさふね)物を代表とする備前鍛冶(備前物)の作刀は古来名高く,鎌倉時代には福岡一文字派,南北朝時代には長船派の兼光(かねみつ)がとくに名工として知られる。福岡市(ふくおかのいち)のほか鹿田荘市,西大寺市,野田荘広瀬市などの市場があったように産業経済が早くから発達しており,牛窓港は応仁の乱で焼亡した兵庫に代わって遣明船の母港となったこともある。牛窓には日蓮宗寺院本蓮寺があり,ここからいわゆる〈備前法華〉は発展した。…

※「牛窓[町]」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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