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百舌鳥古墳群 モズコフングン

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デジタル大辞泉の解説

もず‐こふんぐん【百舌鳥古墳群】

大阪府堺市南郊の台地上にある古墳群。二十数基の前方後円墳を含む数十の古墳からなり、大山(だいせん)古墳・履仲陵古墳・反正陵古墳など、5世紀に属する巨大古墳が多い。

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百科事典マイペディアの解説

百舌鳥古墳群【もずこふんぐん】

大阪府堺市上野芝町にある5世紀を中心とした代表的な古墳群。大山(だいせん)古墳(伝仁徳天皇陵),ミサンザイ古墳(伝履中天皇陵)などの全長200mをこす大型の前方後円墳が4基,ほかに20数基の前方後円墳帆立貝式古墳,方墳など合計100基以上の古墳がある。
→関連項目古市古墳群

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大辞林 第三版の解説

もずこふんぐん【百舌鳥古墳群】

大阪府堺市の南部にある古墳時代中期に属する古墳群。仁徳陵・履仲陵をはじめ、十数基の大形前方後円墳と陪塚ばいちようとからなる。長持形石棺・鉄製武器武具類・馬具などが出土。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

百舌鳥古墳群
もずこふんぐん

大阪府堺(さかい)市南郊の台地上にある、古墳時代中期から後期初頭に築かれた古墳の総称。古墳群は東西・南北ともほぼ4キロメートルの範囲内にあって、古市(ふるいち)古墳群とは東西に続いている。地形的に西方で海に面しているのが、大古墳群としては特色である。古墳総数は、すでに消滅したものでも存在のわかる古墳を加え約92基で、陪塚(ばいづか)も含めてある。墳形の種類で分けると、帆立貝(ほたてがい)式古墳をも含めて前方後円墳27基、方墳四基、円墳39基、他は墳形不明であるがこれの規模は大きくない。
 百舌鳥古墳群は、墳丘の長さでは全国最大の前方後円墳、大山(だいせん)古墳(仁徳(にんとく)陵、百舌鳥耳原中陵に比定)が盟主的存在で、大型古墳として百舌鳥陵山(みさざやま)(履中(りちゅう)陵、百舌鳥耳原南陵に比定)、土師(はじ)ニサンザイ、百舌鳥大塚山、百舌鳥御廟山(ごびょうやま)の四基の前方後円墳がある。このうち調査した百舌鳥大塚山古墳では、後円部4、前方部4の埋葬・埋納施設があったが、埋葬用は後円部と前方部各一の木棺を納めた粘土槨(ねんどかく)で、銅鏡や玉類のほか多数の鉄製武器があった。百舌鳥御廟山古墳では陪塚のカトンボ山古墳に、子持勾玉(こもちまがたま)4、勾玉725、臼玉(うすだま)約2万などの大量の祭祀(さいし)遺物が埋納されていた。このほか乳ノ岡(ちのおか)古墳の長持(ながもち)形石棺からは鍬形石(くわがたいし)、車輪石など前期様相の碧玉(へきぎょく)製品が出土し、古墳群でも最初に築かれた前方後円墳の候補になるし、前方後円墳の城ノ山(じょうのやま)古墳の竪穴(たてあな)式石室からは小型銅鏡や玉類のほか、金銅(こんどう)の帯金具(おびかなぐ)や馬具など新しい様相の遺物が出土している。前方後円墳の田出井山(たでいやま)古墳(反正(はんぜい)陵、百舌鳥耳原北陵に比定)については考古学的には資料が少ない。なお、古墳群内の上野芝町には横穴式石室をもつ古墳群があるが、年代的にも系譜的にも別集団のものであろう。[森 浩一]

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世界大百科事典内の百舌鳥古墳群の言及

【大阪[市]】より

…大阪府中央部にある府庁所在地。近畿地方のほぼ中央を占める大阪平野にあって,淀川河口の大阪湾岸に位置する。大阪の〈阪〉の字は,江戸時代まで坂を使うのが一般的であったが,明治以後阪に統一された。日本では東京に次ぐ経済力をもつ大都市で,西日本の地域経済活動の中枢をなし,大都市圏は大阪府下をはるかにこえて広がり,京都,神戸の都市圏と複合している。24の行政区からなり,市域の面積は212km2,人口260万2421(1995)。…

【土師氏】より

… 土師氏には,4系統が知られており,それぞれハニや大王墓の分布と対応している。大和の菅原や秋篠地域の土師氏は,奈良山丘陵(〈青丹よし〉の枕詞は奈良山に良質のハニの存在することを示している)の南斜面に分布する佐紀盾列(さきたてなみ)古墳群と対応し,河内古市の土師氏と和泉の毛受腹(もずばら)の土師氏は,それぞれ古市古墳群と百舌鳥(もず)古墳群に対応する。古市古墳群は羽曳野丘陵およびその周辺に分布しているし,百舌鳥古墳群の近くにも堺市百舌鳥赤畑町のようにハニの存在を示す地名がある。…

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