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砂漠土 さばくど desert soil

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

砂漠土
さばくど
desert soil

降水量がきわめて少く植物の大部分が生育しない砂漠地帯の土壌。成帯土壌の一つ。母材中の化学成分はナトリウム塩類を除いてほとんど移動がなく,若干のカルシウム塩の集積が地表直下にみられるだけで,腐植の蓄積はない。

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百科事典マイペディアの解説

砂漠土【さばくど】

砂漠に発達する乾燥土壌。暖温帯の半砂漠に分布する原始的土壌は灰色土。熱帯および亜熱帯砂漠の土壌はこれとは区別され,気温の日較差が大きいため化学的風化が進み,表層に鉄,アルミニウムの酸化物が残留,富化している。
→関連項目砂漠

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岩石学辞典の解説

砂漠土

乾燥地域に見られる明確に定義されていない土壌で,一般い赤色または灰色が基本の色である.これらには有機物質の量は少ない.土壌断面の発達は悪く,しばしば炭酸カルシウムや石膏の殻が存在する[Robinson : 1936, Jenny : 1941].

出典|朝倉書店
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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

砂漠土
さばくど
desert soils

乾燥地域にみられる土壌型の一つ。地球上の全陸地に分布する土壌を、その生成環境、とくに植生の違いで森林土、草原土、砂漠土と大別するし方もある。砂漠に生ずる土壌の特色は、短い雨期や一時的な降水の際のナトリウム塩類、カルシウム塩類の溶解に続いておこるそれらの塩類の集積過程である。そのうちナトリウム塩の集積は、砂漠地方でも地下水の集まりやすい凹所に限られ、そこに塩類土やアルカリ土が生成するが、一般に乾燥地域でおこるカルシウム塩の集積は砂漠土のうちとくに行われ、石灰集積作用として表土層に炭酸カルシウムや硫酸カルシウムの白色集積物が生ずる。その集積位置や土層内の厚さのほか、降雨時に生育した叢林(そうりん)や乾性草本の分解腐植の残留程度により、有機物をまったく欠く砂漠土(狭義の)、わずかな腐植を有する灰色砂漠土、褐色土などに分類される。[浅海重夫]

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