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磁気コンパス じきコンパス magnetic compass

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

磁気コンパス
じきコンパス
magnetic compass

磁石の性質を利用して方位を測定する器具。航空機,船,自動車,測量などで使われる。12世紀,水に浮かべた磁鉄鉱北極星の方向をさすことに船員が気づいたことに由来する。この現象は,地球自体が南北を磁極とする巨大な磁石の働きをし(→地磁気),固定されていない磁鉄鉱をひきつけるためである。

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デジタル大辞泉の解説

じき‐コンパス【磁気コンパス】

羅針盤の一。水平面で自由に回転する目盛り盤に永久磁石を取り付け、航行中に機首方向の磁気方位を知る装置。船舶・航空機に使われる。磁気羅針儀方位磁石方位磁針。マグネチックコンパス

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百科事典マイペディアの解説

磁気コンパス【じきコンパス】

方位目盛を記した板に磁針を取り付け,磁北を指示させ磁方位を知る。俗に磁石,コンパスと呼ぶ。簡単ではあるが最も基本的な航法計器
→関連項目グリッド航法航法

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大辞林 第三版の解説

じきコンパス【磁気コンパス】

地磁気によって方向を知る航海・航空計器。方位を書いた円盤の下に磁石をつけ、これを重心点上で支え、北を指させるもの。磁気羅針儀。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

磁気コンパス
じきこんぱす

磁石を重心で支えて水平軸の周りを回転させ、磁力線の方向(磁気子午線)を知る航海・航空計器ジャイロコンパス(gyro compass)に対してマグネティックコンパス(magnetic compass)とよばれる。
 磁石のさす北(磁北)と地理学的真北とは同一点ではないため、地球上のある点を通る磁気子午線は地球の子午線とは一致せず誤差を生じる。これを偏差(variation)といい、地球上の偏差量の分布状況はあらかじめ海図や航空図に記入されている。一方、コンパス自体のもつ取り付け誤差や永久磁気と感応磁気の影響により生ずる誤差があり、これを自差(deviation)といい、その値は船・機首方向によって変化する。この二つの誤差を修正して正しい方位を求める。[青木享起・仲村宸一郎]

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世界大百科事典内の磁気コンパスの言及

【航海】より

…また地図(海図)作成が盛んとなり,地中海をはじめ,インド洋,アフリカ南方海岸についてもつくられ,航海の精度をあげるのに役だつものとなっていった。 このような航海の情報の質的向上に加えて,航海の方法を大きく変えたものとして,中世後半の磁気コンパスの導入があげられる。中国の指南針がこれにあたるが,曇天などのときに,北極星などによる方向を定めるのに使用されたようである。…

【航海計器】より


[方位の測定]
 目的地点に向かう針路を定めるには方位の基準が必要である。磁気コンパスは地球の磁北を指す簡便な計器であるが,船内の鉄材が影響して自差を生ずる。この自差は船の針路によって変化するので,取扱いがめんどうなことから,中・大型の船では指北力も強く,針路を変更しても修正が不要で真北を指すことのできるジャイロコンパスが使用されている。…

【羅針盤】より

…羅針儀,コンパスとも呼ばれる。船や航空機などで方位を測定するために用いられる器具で,原理から,磁石の指極性を利用して方位を知る磁気コンパスと,高速で回転するこまの運動を利用するジャイロコンパスに分けられる。磁石の指極性を最初に発見したのは中国で,おそくとも11世紀末には貿易船に備えられていた。…

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