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福引 ふくびき

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

福引
ふくびき

くじ引きの一種。くじにより,金銭,商品などを当てること。語源は,年の初めに2人で餅を引っぱり合い,取り分の多い少いで吉凶を占ったことから生れたといわれる。日本では古くから正月の座興の一つとして行われてきたが,のちには正月に限らず行われるようになり,最近では商店などが売出しに際し,客集めのためくじ引きにより景品を出すことが多い。

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デジタル大辞泉の解説

ふく‐びき【福引(き)】

商店の売り出しや宴会の余興などで、くじを引かせ、当たった人に景品を出すこと。
多くの綱に種々の景品をつけ、引き手にそれを隠しておいて引かせる、正月の遊び。 新年》「―の一番当りひき当てたり/鬼城
昔、正月に二人で一つの餅(もち)を引っ張り合い、取り分の多少でその年の吉凶を占ったこと。

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百科事典マイペディアの解説

福引【ふくびき】

くじを引いて物品をあてる座興。正月に餅(もち)を引き合って,その年の吉凶を占ったり,短冊(たんざく)に文字を書いて引きあてる遊戯は古くからあったが,江戸時代には宝引(ほうびき)といって多数の糸を束ね,先に物品を結んで,それを引きあてる遊びが起こった。
→関連項目くじ(籤)

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

福引
ふくびき

くじ引きによって品物を人々に分け与えること。歴史的には、奈良時代聖武(しょうむ)天皇の天平(てんぴょう)2年(730)正月、座興として、仁・義・礼・智・信の一文字を書いた短冊を引かせ、その文字によって綿布などを賜ったのが記録に残る最初のものといわれる。また2人が向き合って餅(もち)を引き合い、取り分の多少によってその年の吉凶を占う、主として正月の縁起遊びであった。江戸時代になると、宝引(ほうび)きという名で、数本の縄の先に景品を結び、それを引き当てる正月の子供の遊びが路上で行われた。この形が、現在の商店での客寄せのための福引に発展したといえる。その後は正月に限らず目的に応じて行われ、宴会の余興には見立て、籤取(くじとり)、茶番福引などさまざまなくふうが凝らされた。[稲垣史生]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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