穂高神社(読み)ほたかじんじゃ

日本大百科全書(ニッポニカ)「穂高神社」の解説

穂高神社
ほたかじんじゃ

長野県安曇野(あづみの)市穂高本宮、松本市上高地(かみこうち)明神(みょうじん)池のほとりに奥宮が鎮座。祭神は穂高見命(ほたかみのみこと)、綿津見(わたつみ)命、瓊瓊杵(ににぎ)命。海神綿津見命を祖とする阿曇連(あずみむらじ)(安曇氏)が奉祀(ほうし)した古社で、859年(貞観1)には従(じゅ)五位上の神階を授けられた。『延喜式(えんぎしき)』にも名神大社と登載され、諏訪(すわ)大社、生島足島(いくしまたるしま)神社とあわせて信濃(しなの)三社とよばれる。旧国幣小社。9月27日の例祭(御船祭、県の無形民俗文化財)のほか、20年ごとの御遷座(ごせんざ)祭は盛大な神事である。

[菟田俊彦]

『宮地直一著『安曇族文化の信仰的表徴』(1949・穂高神社社務所)』


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百科事典マイペディア「穂高神社」の解説

穂高神社【ほたかじんじゃ】

長野県穂高町(現・安曇野市)に鎮座。旧国幣小社。祭神は穂高見命などで,穂高岳に鎮座して梓川流域を開拓したと伝える。延喜式内の名神大社に比定される。例祭は10月8日。20年ごとに遷宮がある。ほかに奉射神事(3月17日),御船祭(9月27日)。
→関連項目春祭穂高[町]

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精選版 日本国語大辞典「穂高神社」の解説

ほたか‐じんじゃ【穂高神社】

長野県南安曇郡穂高町にある神社。旧国幣小社。祭神は、穂高見命・綿津見命・瓊瓊杵命。本宮と奥宮とがあり、奥宮は上高地にある。信濃三社の一つ。

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