細める(読み)ホソメル

デジタル大辞泉 「細める」の意味・読み・例文・類語

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「細める」の意味・読み・例文・類語

ほそ‐・める【細】

  1. 〘 他動詞 マ行下一段活用 〙
    [ 文語形 ]ほそ・む 〘 他動詞 マ行下二段活用 〙
  2. 細くする。長い物の断面や幅などを小さくする。
    1. [初出の実例]「扇打ちならしつつ、いなごまろは、拍子うち、きりぎりすはなど、ほそめつつ、首筋ひき立てて、折れ返りかひろぐ側顔の」(出典:狭衣物語(1069‐77頃か)三)
    2. 「目を細めてみると」(出典:エオンタ(1968)〈金井美恵子〉一一)
  3. 音声・灯火などの量・勢いを小さく弱くする。
    1. [初出の実例]「コエヲ hosome(ホソメ)テ イウ」(出典和英語林集成初版)(1867))
    2. 「出過ぎた洋燈(ランプ)の穂を細めながら」(出典:琴のそら音(1905)〈夏目漱石〉)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む