デジタル大辞泉 「給」の意味・読み・例文・類語 きゅう【給】[漢字項目] [音]キュウ(キフ)(呉)(漢) [訓]たまう[学習漢字]4年1 あてがって足りるようにする。「給水・給油/供給・自給・需給・配給・補給」2 金品を下し与える。たまう。「給食・給付・給与・給料/官給・支給・発給」3 手当て。給料。「恩給・月給・減給・高給・昇給・日給・薄給・俸給・無給」4 世話をする。「給仕/女給」[名のり]たり・はる 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「給」の意味・読み・例文・類語 た・う たふ【給】 〘他ハ四〙 (補助動詞として用いる) =たまう(給)※平家(13C前)五「十善の帝位にほこったうとも」※平家(13C前)八「抑、わどのを鼓判官といふは、よろづの人にうたれたうか、はられたうか」[補注]平家物語の用例は、文覚および木曾義仲のことばであり、「たまふ」または「たぶ」から変化したぞんざいな語形であったとみられる。 きゅう‐・する キフ‥【給】 [1] 〘自サ変〙 きふ・す 〘自サ変〙 そなわる。足りる。[2] 〘他サ変〙 きふ・す 〘他サ変〙 あてがう。与える。たまう。配る。※漢書列伝竺桃抄(1458‐60)張馮汲鄭第二〇「公方からの奉祿をば人に給するぞ」※俳諧・新花摘(1784)「衣食に給(キウ)するてだても尽き」 きゅう キフ【給】 〘名〙 奉公人に支給する給与。給金。※仮名草子・都風俗鑑(1681)三「奉公人はきうをかりこし」 きゅう‐・す キフ‥【給】 〘自他サ変〙 ⇒きゅうする(給) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報