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船坂峠 ふなさかとうげ

7件 の用語解説(船坂峠の意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

船坂峠
ふなさかとうげ

山陽道 (現国道2号線) の兵庫県上郡町と岡山県備前市との境にある峠。標高 180m。赤穂市の北西に位置し,北方 20kmの地点にある杉坂峠とともに南北朝時代の武将児島高徳ゆかりの峠で,江戸時代には峠の両側の有年 (兵庫県側) ,三石 (岡山県側) は宿場町として繁栄。

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デジタル大辞泉の解説

ふなさか‐とうげ〔‐たうげ〕【船坂峠】

兵庫県赤穂郡上郡町と岡山県備前市との境にある峠。隠岐(おき)に流される後醍醐天皇を、児島高徳(こじまたかのり)が迎えた地。

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百科事典マイペディアの解説

船坂峠【ふなさかとうげ】

岡山県備前市の東部,兵庫県境にある峠。標高171m。国道2号,山陽本線トンネルで通過する。古くから山陽道の要所で,《太平記》には道中第一の難所とある。

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世界大百科事典 第2版の解説

ふなさかとうげ【船坂峠】

兵庫県赤穂郡上郡(かみごおり)町と岡山県備前市の境にある峠。古くは播磨と備前の国境であった。山陽本線,国道2号線もこの峠をトンネルで抜ける。古来,山陽道第1の難所として知られ,1332年(元弘2)後醍醐天皇が隠岐に流される際,児島高徳が天皇を奪い返そうとこの峠で待ちうけたが,一行が別路をとったため果たせなかったと《太平記》にある。峠の東麓に有年(うね),西麓に三石(みついし)の宿場町が発達した。【小森 星児】

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大辞林 第三版の解説

ふなさかとうげ【船坂峠】

岡山県備前市と兵庫県上郡かみごおり町の境にある峠。山陽道の難所。古くは、和気関が置かれた。のち、軍略上の要地。児島高徳が隠岐遷幸の後醍醐天皇を迎えようとしたという所。船坂山。

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日本の地名がわかる事典の解説

〔兵庫県(岡山県)〕船坂峠(ふなさかとうげ)


兵庫・岡山県境、石堂丸(いしどうまる)山南東の鞍部(あんぶ)を越える峠。標高約180m。古代から山陽道一の難所として知られた。現在、国道2号・JR山陽本線がトンネルで抜ける。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

船坂峠
ふなさかとうげ

岡山県備前(びぜん)市三石(みついし)と兵庫県赤穂(あこう)郡上郡(かみごおり)町の間にある峠。標高180メートル。旧山陽道の峠で、国道2号とJR山陽本線はトンネルで峠の下を通過する。古代には峠の西、坂長(さかなが)(現在の三石付近)に駅(うまや)が置かれた。『太平記』には児島高徳(こじまたかのり)が隠岐(おき)へ配流される後醍醐(ごだいご)天皇を奪還するため、峠に待ち受けたことが記されている。[由比浜省吾]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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