精選版 日本国語大辞典「超」の解説
ちょう テウ【超】
※善の研究(1911)〈西田幾多郎〉一「抽象的概念といっても、決して超経験的の者ではなく」
[2] 〘副〙 俗に、程度が普通以上であるさまを強調していう。「超うれしい」「超こわい」など。
※超人探偵(1981)〈小林信彦〉悪魔が来りて法螺を吹く「超忙しい私は、それっきり、事件の話を忘れた」
ちょう‐・する テウ‥【超】
〘他サ変〙 てう・す 〘他サ変〙 のりこえる。超越する。
※青春(1905‐06)〈小栗風葉〉春「道徳の無用となる時、即ち差別を超(テウ)し、矛盾を絶した時が」
ちょう‐・す テウ‥【超】
〘他サ変〙 ⇒ちょうする(超)
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