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追熟 ツイジュク

世界大百科事典 第2版の解説

ついじゅく【追熟】

植物体から切り離した後の果実で起こる成熟現象。肥大生長が終りに近づくと,果実は甘みや芳香を増すばかりでなく,酸味が減少し,着色,軟化して,食用に適した状態(完熟)へと変化してゆく。こうした一連の変化(成熟)は,果実が樹上にある間に起こるのが普通であるが,果実の中には,やや未熟なうちに収穫しても,成熟を続けて食用に適した状態になるものがある(トマト,バナナ,セイヨウナシパパイア,アボカドなど)。樹上で果実を完熟させると,軟らかく傷つきやすくなり,輸送が難しいので,追熟可能な果実では,幾分未熟なまだ硬いうちに収穫し,輸送中(トマト)または低温輸送後(バナナ)に追熟させることも多い。

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

大辞林 第三版の解説

ついじゅく【追熟】

( 名 ) スル
落下をおそれて、果実などを完全に熟さない時に収穫し、貯蔵して熟させること。

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

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