遠出(読み)トオデ

デジタル大辞泉 「遠出」の意味・読み・例文・類語

とお‐で〔とほ‐〕【遠出】

[名](スル)
遠くへ出かけること。遠あるき。「郊外まで遠出する」
芸者自分の属する地域から離れて、客と旅行すること。
「十吉の家の花助と別の家の千代松という二人へ―の口をかけて」〈荷風腕くらべ
[類語]旅行遠足ピクニックハイキングたび行旅こうりょ客旅かくりょ羇旅きりょ旅路たびじ道中どうちゅう旅歩きトラベルツアートリップ周遊遊山観光行楽探勝遊覧物見遊山漫遊巡遊歴遊遊歴回遊

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精選版 日本国語大辞典 「遠出」の意味・読み・例文・類語

とお‐でとほ‥【遠出】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 遠い所まで出掛けること。遠方に行くこと。
    1. [初出の実例]「市郊外への遠出と」(出典:蒼ざめた馬を見よ(1966)〈五木寛之〉二)
  3. 芸者が一定の営業区域以外の客の席に出ること。また、客といっしょに旅行すること。
    1. [初出の実例]「生憎其日小歌は遠出(トホデ)だと云て」(出典油地獄(1891)〈斎藤緑雨一二)

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