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遺族年金 いぞくねんきん

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知恵蔵2015の解説

遺族年金

障害年金」のページをご覧ください。

出典|(株)朝日新聞出版発行「知恵蔵2015」
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デジタル大辞泉の解説

いぞく‐ねんきん〔ヰゾク‐〕【遺族年金】

生計の担い手である被保険者が死亡したとき、国民年金厚生年金保険や各種共済組合などから、一定の要件を満たす遺族に給付される年金公的年金は2階建て方式といわれ、受給資格のある全国民に給付される遺族基礎年金(1階部分)と、賃金報酬に比例して給付される遺族厚生年金遺族共済年金(2階部分)とがある。
特に、国民年金の「遺族基礎年金」のこと。同じ国民年金の老齢年金(老齢基礎年金)・障害年金(障害基礎年金)と併称するときに用いる語。
通勤災害に対して給付される労災保険のうち、遺族給付の一つ。受給資格者(死亡した労働者の収入によって生計を維持していた配偶者・子・父母・孫・祖父母兄弟姉妹で一定の年齢要件等を満たす者)のうち、最先順位者に支給される。
軍人・軍属・準軍属だった人が在職中に公務により受傷・罹病し死亡した場合に、遺族に対して国が支給する年金。

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百科事典マイペディアの解説

遺族年金【いぞくねんきん】

厚生年金などの被用者年金加入者やかつてこれらの年金に加入したことのある人が死亡したときに遺族に支給される年金。1986年4月からの新年金制度の施行にともない,遺族には遺族基礎年金が支給され,被用者年金加入者にはそれに上乗せの報酬比例の遺族年金が支給されるようになった。

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人材マネジメント用語集の解説

遺族年金

・survivors' pension
・年金の加入者、または受給権者の死亡後、遺族の生活保障の目的で遺族に対して支給される年金のこと。
・死亡した者と生計を一にしていた子のある妻、あるいは子。死亡した者の保険料納付期間(免除期間含む)が加入期間の3/2以上ある等、支給要件がある。

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世界大百科事典 第2版の解説

いぞくねんきん【遺族年金】

一家の生計の中心者であった者が死亡したとき,その者と生計維持関係にあった遺族に支給される年金給付。日本の公的年金制度では,国民年金制度を通して支給される全国民共通の遺族基礎年金と自営業者等のみを対象とする寡婦年金厚生年金保険(または共済年金)から支給される遺族厚生年金(または遺族共済年金)がある。
[遺族基礎年金]
 遺族基礎年金は,(1)国民年金の被保険者,(2)過去に国民年金の被保険者であった者で,日本国内に住所があり,かつ60歳以上65歳未満の者,(3)老齢基礎年金の受給権者,(4)老齢基礎年金の資格期間を満たしている者,のいずれかに該当する者が死亡したとき,子のある妻または子に支給される。

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大辞林 第三版の解説

いぞくねんきん【遺族年金】

〘法〙 遺族に支給される年金。厚生年金保険法,各種の共済組合法,戦傷病者戦没者遺族等援護法,船員保険法による各種の給付がある。

出典|三省堂
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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

遺族年金
いぞくねんきん

公的年金の被保険者または老齢基礎年金(→老齢年金)の資格期間を満たした者が死亡したとき遺族に支給される年金。遺族基礎年金,遺族厚生年金,遺族共済年金がある。(1) 遺族基礎年金 国民年金の被保険者,日本に在住する被保険者であった 60歳以上 65歳未満の者,あるいは老齢基礎年金の資格期間を満たしている者が死亡したとき支給される。

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出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

遺族年金
いぞくねんきん

生計の担い手である被保険者が死亡したとき、その人によって生計を維持していた所定の遺族に支給される年金。遺族年金には、国民年金から支給される全国民共通の遺族基礎年金のほかに、厚生年金保険の遺族厚生年金と共済組合などの遺族共済年金がある。
 遺族基礎年金は、国民年金の被保険者などが死亡したとき、その者によって生計を維持していた子のある妻または子に支給される。この場合の子とは、18歳の年度末までの子および20歳未満であって障害の程度が1、2級の子である。ただし、子に対する遺族基礎年金は、妻が遺族基礎年金の受給権を有するとき、または生計を同じくする父または母があるときは、その間支給停止される。遺族基礎年金の年金額は定額で、妻と子1人では年額102万円(2008年度)、子が増えると加算がつく。
 遺族厚生年金は、厚生年金の被保険者や老齢厚生年金の受給権者などが死亡したとき、その遺族に支給される。遺族の範囲は、遺族基礎年金の支給対象となる遺族(子のある妻または子)、子のない妻、被保険者が死亡したときに55歳以上である夫、父母、祖父母(いずれも60歳から支給)、孫である。したがって、遺族が子のある妻または子のときは、遺族基礎年金と遺族厚生年金が支給されるが、その他の遺族には遺族厚生年金のみが支給される。遺族厚生年金の年金額は、報酬比例の年金額の4分の3を基本として、妻が受給権者の場合は、これに中高齢の寡婦加算額または経過的寡婦加算額を加えた額である。遺族厚生年金の年金額の計算では、被保険者期間中の死亡などで被保険者期間が300月未満のときは300月として計算する。1人が複数の年金の受給権を取得したときの併給関係については、遺族厚生年金と老齢基礎年金は併給される。遺族厚生年金と老齢厚生年金は、いずれか一つの年金の選択かまたは一部併給(遺族厚生年金の3分の2+老齢厚生年金の2分の1)であるが、配偶者である遺族の遺族厚生年金と老齢厚生年金の併給関係については、2007年4月からは、老齢厚生年金を全額受給し、従前の水準との差額を遺族厚生年金として受給する仕組みに改正された。遺族共済年金の仕組みは、遺族厚生年金とほぼ同じである。[山崎泰彦]
『『年金のてびき』各年版(社会保険研究所)』

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世界大百科事典内の遺族年金の言及

【遺産】より

…しかし他の共同相続人の遺留分を侵害した場合は,その相続人から遺留分に達するまでの持戻請求を受けることになる(1032条)。(3)遺産に含めるか否かが問題となるもの 保険金,遺族年金,死亡による退職金,香典等,被相続人の死亡を契機として相続人に支払われる金品が遺産に含まれるか否か問題となる(なお相続税法3条には,保険金,年金,死亡退職金は相続財産とみなす,と規定しているが,これは税政策上そうなっているのであって,そのためにこれら保険金等が遺産に含まれることにはならない)。(a)生命保険金が被保険者の死亡によって支払われる場合問題となり,保険金受取人が被保険者(この場合被相続人となる)であるときは,支払われた保険金は被相続人の遺産となる。…

【厚生年金保険】より

…被用者が老齢,障害,死亡により所得を喪失した場合,本人および家族の生活を保障するために主として年金給付を行う社会保険である。 1942年実施の労働者年金保険に始まり,44年に一般事務職,女子も対象に加えて,厚生年金保険の名称に改められた。戦時体制下に制定されたこの年金制度には,生産力の拡充のための労働力の増強確保と強制貯蓄的な機能が期待されていた。第2次大戦後は激しいインフレのために一時は存在の意義も疑われたが,54年の抜本的な改正によって一応の体制を整え,新しい厚生年金保険として再出発することとなった。…

【戦争犠牲者援護】より

…軍人恩給の復活(1953)により軍人とその遺族は恩給法の対象に移行し,援護法の対象は,軍属と準軍属(旧軍部内の雇傭人,満鉄職員,動員学徒,徴用工,防空監視隊員等ならびにその遺族)に拡大され,20回に及ぶ改正の積重ねによりその給付内容,公務の対象範囲,遺族の範囲が改善された。援護の種類としては,障害年金,障害一時金(障害の程度や原因となった傷病の別により異なる),遺族年金,遺族給与金,弔慰金,の5種がある。対象者の老齢化に伴い援護の質と量の両面での拡充が要請されている。…

【年金】より

…この公的扶助も,広義の年金の一種と考えている国もある。 年金の主要な給付は老齢年金だが,このほかに一般に障害年金遺族年金が支給される。年金制度は,老齢,障害,死亡による所得の喪失に際して一定の年金を支給する防貧の制度で,公的扶助はすでに貧困におちいった者を事後的に救済する救貧の制度である。…

※「遺族年金」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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