釣合う(読み)ツリアウ

デジタル大辞泉 「釣合う」の意味・読み・例文・類語

つり‐あ・う〔‐あふ〕【釣(り)合う】

[動ワ五(ハ四)]
二つ以上のものの平均がとれている。「左右が―・う」「収入支出とが―・う」
色や材質などの調和がとれている。「帯と着物の色が―・っている」
互いに相手にふさわしい。似合う。「―・う縁組み」
[類語]調和見合う似合うそぐう即する相応対応相当応分分相応適合合致即応ぴったり適う適する合う沿う当てはまる当を得る値する兼ね合い均衡平衡バランスマッチ

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精選版 日本国語大辞典 「釣合う」の意味・読み・例文・類語

つり‐あ・う‥あふ【釣合】

  1. 〘 自動詞 ワ行五(ハ四) 〙
  2. 二つ以上の事物の重さ・量などが平均を保つ。平衡を保つ。持ち合う。
    1. [初出の実例]「とかくうしろの俵に釣合ぬ品で御ざるに依て、何共持にくう御ざる」(出典:虎寛本狂言・米市(室町末‐近世初))
  3. 程度が、他のある物事と同じくらいで、あい応じている。相応する。調和する。似合う。
    1. [初出の実例]「此舞四十八拍子を、桃李花六帖四十八拍子、同員たるによってつり合也」(出典:教訓抄(1233)三)

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[生]1936.2.20. 千葉,臼井プロ野球選手,監督。佐倉第一高等学校から立教大学を経て,1958年に東京読売巨人軍(読売ジャイアンツ)に入団。右投げ右打ちの強打の三塁手として,入団 1年目に本塁...

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