当て嵌まる(読み)アテハマル

デジタル大辞泉 「当て嵌まる」の意味・読み・例文・類語

あて‐はま・る【当て×嵌まる】

[動ラ五(四)]物事にぴったり合う。適合する。適応する。「条件に―・る」「そのまま自分にも―・る」
[類語]適う適する合う沿うそぐう適合する適当する合致する即応するぴったりする適える向く似合う似つかわしいふさわしいしっくり打ってつけ持ってこい同調するフィットする一致する当を得る符合吻合揃う団結暗合整合該当正当順当調和釣り合う見合う即する相応対応相当応分分相応値する兼ね合い均衡平衡バランスマッチ便宜好都合便利利便あつらえ向きタイムリー有り難いうれしいおんの字重宝ちょうほう有用有益簡便軽便至便格好頃合ころあ好個好適適する程よい絶好願ったり叶ったり願ってもない渡りに船しか肌が合う適格適材与し易いしかるべき究竟くっきょう合い口合目的文句無しリーズナブル好条件匹敵言い得て妙あたかもよし三拍子そろ似合わしいジャストミート思いがけない馬が合う息が合うどんぴしゃり所を得る最適つぼにはまる水を得たうおのよう結構尽くめ

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精選版 日本国語大辞典 「当て嵌まる」の意味・読み・例文・類語

あて‐はま・る【当嵌】

  1. 〘 自動詞 ラ行五(四) 〙 ある物事が他のものの中にぴったりおさまる。うまく合う。適合する。
    1. [初出の実例]「此(この)文明の世の中には、とても不可適(アテハマラぬ)(をしへ)なれども」(出典当世書生気質(1885‐86)〈坪内逍遙〉九)

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