即する(読み)ソクスル

デジタル大辞泉 「即する」の意味・読み・例文・類語

そく・する【即する】

[動サ変][文]そく・す[サ変]ぴったり適合する。「実情に―・した対策を練る」
[類語]調和釣り合う見合う似合うそぐう相応対応相当応分分相応適合合致即応ぴったり適う適する合う沿う当てはまる当を得る値する兼ね合い均衡平衡バランスマッチもってこい便宜好都合便利利便タイムリー有り難いうれしいおんの字重宝ちょうほう有用有益簡便軽便至便程よい絶好願ったり叶ったり願ってもない渡りに船格好頃合ころああつらえ向き打って付け好個好適適える向く似つかわしいふさわしいしっくり適当する同調するフィットするしか肌が合う適格適材くみし易いしかるべき究竟くっきょう合い口合目的文句無しリーズナブル好条件匹敵言い得て妙あたかもよし三拍子そろ似合わしいジャストミート思いがけない馬が合う息が合う順当どんぴしゃり所を得る最適つぼにはまる水を得たうおのよう結構尽くめ完全完璧万全十全両全満点金甌きんおう無欠完全無欠百パーセントパーフェクト全くまった大丈夫無傷間然する所がない水も漏らさぬ非の打ち所がない言う事無し見事満足八方好し言うに及ばずコンプリートこよなく上上鮮やか圧巻あっぱれうはうは上手えも言わずえも言われぬオールマイティー会心神業冠絶際立つ群を抜く傑出しびれる秀逸充足手練称賛上出来ずば抜ける卓出卓絶卓抜ける達成感超人的長ずる超絶天才的得意顔特出突出抜きん出る迫真抜群不朽水際立つ満ち足りる物の見事

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精選版 日本国語大辞典 「即する」の意味・読み・例文・類語

そく‐・する【即】

  1. 〘 自動詞 サ行変 〙
    [ 文語形 ]そく・す 〘 自動詞 サ行変 〙 はなれないでぴったりとつく。ぴったりとあてはまる。適応する。
    1. [初出の実例]「一事に即し、一物に化するのみが詩人の感興とは言はぬ」(出典:草枕(1906)〈夏目漱石〉六)
    2. 「生活に即して歌を詠んだ歌人では」(出典:西行(1942)〈小林秀雄〉)

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