出典 図書館情報学用語辞典 第4版図書館情報学用語辞典 第5版について 情報
当該学生に関する記録の追加がなされなくなることが除籍である。卒業・修了・退学・転学などによっても当然,除籍となるが,通常,意識的にこの用語が使われるのは,たとえば在学中に死亡・失踪などに至った特殊なケースのほか,近年,急増している授業料未納による事例である。このことは学費の高騰のほか,学生の一人暮らしの生活水準上昇による生活費の増大,あるいは長期不況や災害による学費負担者の困窮,さらには給付制の奨学金制度の大幅縮小など,学生を取り巻く経済状況の悪化の反映といえる。学費の滞納はすぐに除籍となるわけではなく,督促や保証人への請求を経た上で,一般的には次期の納期限まで待っても納付されない場合に適用される。なお除籍後,一定年数以内に滞納学費を全納すると復籍が許可されることもあるが,大学により事情は異なるようである。
著者: 橋本勝
出典 平凡社「大学事典」大学事典について 情報
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
…殿上を仙といい,簡を籍というのに由来する。日給の簡に名を記されると〈簡につく〉〈仙籍をゆるされる〉といい,逆に罪を犯すと氏名を簡から削り昇殿を止めるが,これを〈除籍する〉という。簡は午前に殿上の間に出し,夕刻には袋に入れて納めた。…
※「除籍」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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